品質管理
品質は
細部に宿ります。
明確な仕様と承認済みのサンプルを基準に、材料の受け入れから注文品の梱包まで確認します。
品質管理チームは、合意した仕様に照らして、材料、仕掛品、完成品を確認します。製品、出荷先の市場、承認済みのサンプルに基づいて要件を定め、各検査の判断基準を明確にします。

五つの検査ポイント
製品に合わせた品質管理計画
- 材料品目と状態
- 製造工程構造とばらつき
- 完成品外観と機能
- サンプル作成合意した合否判定計画
- 梱包製品の保護と出荷内容の正確性
01材料の受入検査
金属部品、石、生地、裏地、金具を承認済みの仕様と照合します。色、寸法、目視で確認できる傷や破損、ロット内のばらつきを確認します。材料や部品に仕様との差異があれば、使用前に解消します。
02工程内検査
製造中に、縫い目のずれ、組み立て、接着、表面仕上げ、装飾の取り付け位置を確認します。初品と工程内の製品を承認サンプルと照合し、ロット全体の製造が完了する前にばらつきを把握します。
03完成品検査
外観、寸法、鋭利な縁の有無、部品の欠落、仕上がりのばらつきを確認します。ジュエリーは留め具と石留め、ヘアクリップはばねと開閉機構、バッグはファスナー、縫い目、持ち手、金具の取り付け状態を確認します。
04抜取検査と合否判定基準
検査に先立ち、ロットの数量、検査水準、抜取数、合否判定の限度を取り決めます。製品ごとに致命欠点、重欠点、軽欠点を定義します。AQLの要件は注文ごとに設定します。
05梱包と出荷の確認
品番、数量、店頭販売用の包装、ラベル、必要なバーコード、外箱の表示を確認します。こすれや変形、輸送中の破損を防ぐ梱包になっているか確認したうえで、梱包済みの内容をパッキングリストと照合します。
サンプルから出荷まで
量産時の品質を一定に保つために
承認サンプルと承認済みの仕様を基準に、材料、色、寸法、構造、ブランド表示、包装を定めます。測定可能な許容差を記録し、量産品を同じ基準と照合します。
材料、部品、工程に変更がある場合は、適用前に内容を確認し、承認を得ます。サンプルの改訂履歴と合意済みの変更内容をまとめて管理し、製造と検査で最新の仕様を使用します。
不適合品への対応
特定、是正、再検査
注文ごとの品質管理計画では、対象品の特定と隔離、不良内容と数量の記録、手直し・交換・不合格のいずれとするかの合意までの手順を定めます。手直しした製品は、当初の判定基準で再検査します。
繰り返し発生する不良は、原因を確認します。指摘事項は出荷承認前に解消し、特別採用や仕様変更には発注者の合意を得ます。
試験と記録
製品に応じた試験を選定します。
材料の特性には、目視検査で確認できない項目もあります。製品要件に応じて、取り付け強度、繰り返し開閉、染色堅ろう度、耐食性、化学物質に関する要件などを試験します。試験方法、試料、合否判定の限度、試験機関を事前に取り決めます。
REACHやCPSIAに関する報告書が必要な場合は、出荷先、対象年齢層、材料、仕上げを明確にします。各報告書の試料、日付、適用範囲を確認します。工場監査や再生材料の証明書とは別に、製品ごとの試験が必要です。
ご検討中の製品について、どのような検査記録や関連報告書をご用意できるかは、当社までお問い合わせください。

検査記録
各検査段階で結果を明確に記録します。
検査記録は、承認済みの製品仕様と検査対象品をひも付けるものです。品番、注文番号またはロット番号、サンプルの版、検査日、検査担当者を記載します。測定値、所見、確認用の写真、その後の対応を記録しておくと、発注者と製造担当者が結果を確認しやすくなります。
| 検査ポイント | 記録する項目 |
|---|---|
| 受入材料 | 材料または部品の品番、仕入先のロット、色と寸法の確認結果、確認が必要な差異。 |
| サンプルと工程内の確認 | 承認サンプルの版、初品との照合結果、合意した許容差、製造中に確認されたばらつき。 |
| 完成品 | 検査数量、外観と機能の検査結果、不良の区分、合意に基づく合否判定。 |
| 是正措置 | 対象数量、隔離または手直しの内容、再検査結果、出荷可否の判定責任者。 |
| 梱包と出荷 | SKUと数量の照合結果、ラベルと外箱表示、保護梱包、パッキングリストとの最終照合結果。 |
このチェックリストは記録様式の一例です。製品に応じた検査基準と関連書類は、注文ごとに取り決めます。
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